すーのつれづれ

すーが日々思ったことを綴っていきます。

息子からの嬉しい言葉

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午前中、仕事へ向かうときに見つけた「光るトライアングル」思わず心が小躍りした。

今日、びじゅチューンの曲を片耳イヤホンで聴きながら口ずさみ、夕飯を作っていたら、すぐそばの階段下の小部屋で遊んでいた息子が、急に

 

「ぼく、ママのところに生まれてきてよかったなぁ」と言った。

 

「だって、ママは面白いし、優しいし、叱ってくれるから僕は学べるし。」

 

「だから、ママ、僕を産んでくれてありがとう😊」と。

 

なんだ、今日は何の日だ。
死期でも迫っているのかと焦るくらい、突然始まった愛と感謝の言葉に、ちょっとビックリした。
ゆっくりと色々思い出しながら言葉を紡ぐ様子に、思わずキュンと心を打たれた。

 

叱ってくれるから僕は学べるし、というくだりは、先日のキヨセdeフェスタでのタロット体験で、
生きる意味を探す子ども、と息子を表すカードが出たのを思い出さずにはいられなかった。
思えば私の血筋か、と思う。苦笑。

 

私はちょっと考えるポイントが違う子どもだったようで、なかなか同年代には私の疑問は理解されなかった。自分の思うことを理解してもらいやすいように相手に伝えることは、簡単なようでとても難しいことだと分かるまでには、ずいぶんと時間がかかった気がする。今でもうまく説明できないことも多い気がする。

 

それにしても、冒頭の言葉たちが、ほんの12時間前にギャーギャーグズグズしていた息子から出たとは思えない。苦笑。

叱ってくれるから学べるし、そんな言葉をどこから得たのだろうか。ふしぎだ。

 

この人も生きるのが不器用な人なんだなぁと思った。

 

自分がして欲しかった「ゆっくり話を聞いて、興味を持ってもらいたい」を、する側になって初めて、小さい頃に家族に言われていた言葉を思い出して、少し気持ちが分かるのが切ない。でも少しずつ意識したいと思う。

小さい頃にしてほしかったことを、子どもにしてあげるとよい。
と、聞いたことがあるが、容易いようで難しくもある。

でも、余裕があるときは、あ、ここは丁寧に受け取ろうとか、改めて「ありがとう」と言おうとか、「それいいね」と受け入れるとか、少しはできるようになった気がする。

そう、そんなふうに子どもたちに返せたときは、驚くほど子どもたちも素直で、とても嬉しそうにするのが印象的だ。

イライラでガミガミかあさんになりやすい私だけれど、子どもたちからの思わぬギフトを受け取れる余裕はもっていたいなぁと思う。